2021.07.07 株式会社レッグスとAIを使用したIPコンテンツ分析&物販売上予測システムを共同開発
株式会社レッグス(本社:東京都港区、 代表取締役社長:内川淳一郎、 以下、 レッグス)とDXスタートアップの株式会社Hogetic Lab(本社:東京都世田谷区/代表:大竹諒/以下、 Hogetic Lab)はこの度、 下記のとおり、 AIを活用したIPコンテンツ分析&物販売上予測システムを共同で開発したことをお知らせします。
開発経緯について
レッグスはこれまでもIPコンテンツを活用した販促・集客プロモーションや、 グッズの物販を手掛けてまいりましたが、 想定に反し、 ご用意したグッズが在庫切れとなってしまったり、 逆に余剰在庫を最終的に廃棄せざるを得なかったりということがたびたび発生しておりました。 その原因の一つとしてIPコンテンツの需要予測が挙げられ、 その難しさは、 レッグスのみならず業界全体の課題だと認識しております。
そこでレッグスは、 AIを積極的に活用したIPコンテンツ分析と物販売上予測システムの開発に取り組むことにしました。 在庫量を最適化することで、 ファン方々にグッズができるだけ行き渡るようにしたり、 廃棄となるグッズ在庫を少しでも減らしていき、 環境負荷の軽減を目指し、 SDGsの目標12「つくる責任、 つかう責任」への取り組みにまでつなげたいと考えています。
物販予測システムについて
本件で開発したシステムは、 アニメなどのIPコンテンツを使用したレッグス製作の商品に対し、 Hogetic Labが開発するAIを用いたデータ分析基盤を活用し、 IPコンテンツ分析と売上予測に基づいた最適な必要商品数を算出するシステムです。 購入意欲のあるファンのもとに届けることで、 在庫切れや廃棄在庫を削減します。
具体的な取り組み
・データ提供:レッグス × AI利用技術およびデータ分析:Hogetic Labの座組みで推進。
・レッグスの過去に行った膨大な施策のデータを集約し、 IPコンテンツのポテンシャルと過去行った施策係数を元に販売個数を予測。
・予測に応じた個数を基に製作数を決めることで、 在庫切れによってファンに商品が行き届かない事象を減らしたり、 廃棄在庫の削減によって、 利益率の向上や環境負荷の軽減につなげる。
今後の展開について
今後も、 上記システムの開発に続き、 積極的に共同開発を検討してまいります。