活用事例

Collectroの活用事例をご紹介

SNSデータの収集・集計の自動化で業務効率が向上! 生産性向上の先に見えた「新しい番組制作のアプローチ」とは?

株式会社フジテレビジョン 編成制作局 デジタルマーケティング推進部は配信数などのコンテンツに関するデータを扱う部署である。 今回はデジタルマーケティング推進部でTwitterデータの分析を行い、改善施策を模索する西尾様にお話を伺った。

株式会社フジテレビジョン

Collectroの導入の動機・課題

西尾さんの業務内容について教えていただけますか?

私が所属している部署は、デジタルマーケティング推進部と言われるところで、基本的にはテレビ局にまつわるデータを扱う部署です。 

テレビ局で扱うデータは地上波にまつわるものが多いですが、それ以外のデータも研究や調査の対象ではあります。SNSのデータの重要度も近年増しており、なかでも私はTwitterのデータ分析を担当しております。

株式会社フジテレビジョンでデジタルマーケティング業務に従事する西尾氏 

 

弊社カスタマーサクセスグループリーダーの松本 

Collectroを導入した経緯を教えていただけますか?

これまでにも、いいね数やリツイート数、リプライ数などのTwitter指標が、どのように波及していくか、どういったツイートに多くの人が反応し、そうでないツイートはどういったものなのかを観測していました。 

具体的には、ツイートごとのいいね数やリツイート数を一定の時間ごと手動で収集していました。 

スクリーンショットを撮ったり、エクセルに手入力したりと、精度や作業効率に課題を感じており、その点をCollectroで改善できるのではないかと提案いただき導入しました。 

SNSにおけるいいねやリツイート、リプライなどであれば、Collectroを使わなくても既存の口コミ解析ツール等で見れると思うのですが、その中でもCollectroを入れたいと思われたのはなぜですか?

収集したいデータやダッシュボードを好みに合わせてカスタマイズできる柔軟性に惹かれ導入に至りました。 

「このデータが取れるなら、こういったデータは取れないか」や「ダッシュボードのこの表現を変えてほしい」などの些細な要望にも迅速かつ丁寧に対応していただき満足しています。 

手作業ではデータ収集の頻度を高めることは難しいですが、Collectroになってより頻度を高められ、いいね数やリツイート数だけでも大変だった入力が自動化されたことで、これまでよりも多くの指標を見られるようになりました。

Collectroを導入したことで解決されたこと/今後の展望

データ収集の自動化や精度の課題はCollectroを用いて解決されましたか?

業務改善されました。 

いいね数やリツイート数をスクリーンショットからエクセルへ手入力する作業がなくなり、自動化されることで作業コストが大幅に削減されました。 

集計タイミングを何時間後と決めていますので、「ツイートされたのが○○時だから××時に集計して..」というように常にその時間を気にしながら業務を行うなど負担がありましたが、それも無くなりました。 

また機械に頼ることでヒューマンエラーが起きず、データも正確です。 

このように精度の高いデータが最初からある状態で分析を始められるようになったので、より高度な分析や施策策定に集中できるようになり、生産性は以前と比較して圧倒的に向上したと思います。 

Collectro導入により、より頻度高くデータが取れるようになりましたが、成果に繋がりましたか?

例えば2つのツイートがあったときに、これまでは一定時間のいいね数しか見られず、同じいいね数であれば同じくらいの効果なような気がしますが、実はそのいたる過程が異なることがあります。 

具体的に言えば、最初に伸びてそのままになっているとか初速型、投稿後はゆっくりであるがじわじわ伸びている継続型、などそういったツイートごとの伸び方の特徴がわかるようになり、ツイートの内容や打ち方の作戦が練れるになりました。 

制作サイドとのコミュニケーションの取り方にも変化はありましたか?

よかったツイートの反応とその時の具体的な数値を入れてお伝えしたり、そもそもこういうデータが取れたりできるようになりましたなどを制作サイドに伝えたりできました。 

私には制作の経験はないのですが、先輩方や同期をみれば、番組を作っている人たちは人手が足りないということを私も感じます。 

そんなとき、やみくもにツイートするのではなく、少なくともヒントとなるデータがあることは制作サイドのクリエイティブな時間の邪魔をしないことにつながると思います。実際に、いくつかの投稿では「この時間にこんな内容で」ツイートしてはいかがですかというような提案は行いました。 

今後も作る人がより作りやすく、見る人がより見やすくなるよう、番組側の一助になればと考えています。 

今後進めたい分析があれば教えてください!

今後私が担当を続けてSNSのデータで分析するならば、コンテンツにおける人の流れを分析してみたいですね。 

好きな番組を見るとき、リアルタイムでテレビの前で見てくださる方がいるほかに、録画してみる方、TVerFODなどの配信で見てくださる方といろいろなシチュエーションが考えられますよね。 

その中で例えば、Twitter告知の一つ一つが、「テレビでの視聴につながったのか」や「TVerでの視聴につながったのか」などどのシチュエーションに繋がったのか可視化できれば、それぞれの告知の力の入れ方が変わり、幅も広がると思います。 

またそれが番組ごと・コンテンツごと・時間帯ごとで分かればなお一層の分析の価値を感じますね。 

Collectroのオススメポイント

実際使ってみていただいた目線でCollectroの導入を検討する企業に向けて一言お願いします!

Collectroというよりも、今まで一緒に仕事をさせてもらった御社の感想になってしまうのですが、コミュニケーションがとても取りやすく、私の扱う課題の解決に並走してくだったように感じます。 

またデータ収集やダッシュボードでバグが発生したときの相談や対応も、迅速であったので助かりました。 

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